特集 喉頭・気管病変 治療の工夫と予後
先天性気管狭窄に対するslide tracheoplasty長期予後
中谷 太一
1
,
森田 圭一
1
,
横井 暁子
1
,
畠山 理
1
Taichi Nakatani
1
,
Keiichi Morita
1
,
Akiko Yokoi
1
,
Tadashi Hatakeyama
1
1兵庫県立こども病院小児外科
pp.1118-1123
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000614
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はじめに
先天性気管狭窄症(congenital tracheal stenosis:CTS)はまれであり,致死的な状況に陥る疾患である。しかし,近年slide tracheoplastyが行われるようになり治療成績が改善してきている1)。ただし,術後長期フォローアップの報告は限られている。
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