特集 先天性胆道拡張症up-to-date
胎児診断例に対する治療方針と手術術式
畠山 理
1
,
高成田 祐希
1
,
森田 圭一
1
Tadashi Hatakeyama
1
,
Yuki Takanarita
1
,
Keiichi Morita
1
1兵庫県立こども病院小児外科
pp.865-867
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000225
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はじめに
胎児診断された先天性胆道拡張症(CBD)では,新生児・乳児早期を無症状で経過するものから黄疸や肝機能障害の進行により早期に手術を必要とするものまで臨床像はさまざまである1)。そのため,胎児診断されたCBD症例に対する治療方針に関してはさまざまな意見がある。また胎児診断に伴う早期診断が外科治療成績によい結果を及ぼすとする報告2)もみられる。
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