特集 極・超低出生体重児の治療戦略
先天性食道閉鎖症を合併した超出生体重児に対する治療戦略
堀池 正樹
1,2
,
横井 暁子
2
Masaki Horiike
1,2
,
Akiko Yokoi
2
1日本赤十字社大阪赤十字病院小児外科
2兵庫県立こども病院小児外科
pp.55-58
発行日 2025年1月25日
Published Date 2025/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000001063
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はじめに
超低出生体重児はその未熟さに由来する病態生理を有しており特殊な管理を必要とするが,さらに食道閉鎖症およびそれに関連する合併奇形を伴った症例はさらに複雑な病態生理が追加されるため管理に難渋する。また,そうした症例はきわめてまれであるためその治療経過や長期予後などはほとんど知られておらず,参考とすべき治療戦略が乏しいのが現状である。
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