特集 今日の小児肝移植
非移植施設からみた肝移植の課題について―肝小腸異時移植症例の管理経験から―
武藤 充
1,2
,
大西 峻
1,2
,
矢野 圭輔
1,2
,
高田 倫
1
,
岩元 祐実子
1
,
緒方 将人
1
,
祁答院 千寛
1
,
村上 雅一
1
,
杉田 光士郎
1
,
春松 敏夫
1
,
川野 孝文
1
,
大浦 飛鳥
1,2
,
東小薗 未弥子
1,2
,
佐々木 文郷
1,2
,
西川 拓朗
1,2
,
上村 修司
1,2
,
家入 里志
1,2
Mitsuru Muto
1,2
,
Shun Onishi
1,2
,
Keisuke Yano
1,2
,
Lynne Takada
1
,
Yumiko Iwamoto
1
,
Masato Ogata
1
,
Chihiro Kedoin
1
,
Masakazu Murakami
1
,
Koshiro Sugita
1
,
Toshio Harumatsu
1
,
Takafumi Kawano
1
,
Asuka Oura
1,2
,
Miyako Higashikozono
1,2
,
Fumisato Sasaki
1,2
,
Takuro Nishikawa
1,2
,
Shuji Kanmura
1,2
,
Satoshi Ieiri
1,2
1鹿児島大学学術研究院医歯学域医学系小児外科学分野
2鹿児島大学病院難治性腸疾患支援センター(SAIKO)
pp.684-688
発行日 2023年6月25日
Published Date 2023/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000493
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はじめに
肝移植の大部分を生体部分肝移植が占めるという状況は海外と比べ特異的だが,わが国における肝移植医療の成績は良好で,すでに確立した医療であるといえる1)。しかしながら,臓器移植の歴史においてforbidden organと考えられてきた小腸を含めた肝小腸移植医療においては,いまだ多くの課題が残っている。
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