特集 ロボット支援手術
肝胆膵領域におけるロボット支援下手術のeducationalシステム
小薗 真吾
1
,
瀧下 智恵
1
,
刑部 弘哲
1
,
木谷 嘉孝
1
,
末松 友樹
1
,
林 豊
1
,
四柳 聡子
1
,
長江 逸郎
1
,
永川 裕一
1
Shingo Kozono
1
,
Chie Takishita
1
,
Hiroaki Osakabe
1
,
Yoshitaka Kiya
1
,
Tomoki Suematsu
1
,
Yutaka Hayashi
1
,
Satoko Shiyanagi
1
,
Itsuro Nagae
1
,
Yuichi Nagakawa
1
1東京医科大学消化器・小児外科学分野
pp.510-515
発行日 2023年5月25日
Published Date 2023/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000442
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はじめに
肝胆膵領域の手術は,開腹手術であっても高難度手術である。また,腹腔鏡手術およびロボット支援下手術などのminimally invasive surgery(MIS)は非常に高度な手術手技の習得が要求される。そのため,肝胆膵領域の手術をMISで行うことは非常に難しい。一方で,昨今のMISの保険適用の広がりによりその手術手技習得は外科医の早急の課題となり,効率的な手術手技の習得には,患者の安全性に配慮し各施設の状況に応じた効果的なeducationalシステムの構築が肝要である。
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