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特集 肝門部領域胆管ドレナージを極める
[総論]
《TOPICS》肝門部領域胆管癌における腹腔鏡下手術・ロボット手術の現況
Current status of laparoscopic and robotic surgery for hilar cholangiocarcinoma
大澤 高陽
1
,
小薗 真吾
2
,
瀧下 智恵
2
,
刑部 弘哲
2
,
永川 裕一
2
Takaaki OSAWA
1
,
Shingo KOZONO
2
,
Chie TAKISHITA
2
,
Hiroaki OSAKABE
2
,
Yuichi NAGAKAWA
2
1愛知医科大学消化器外科
2東京医科大学消化器・小児外科学分野
キーワード:
肝門部領域胆管癌
,
腹腔鏡手術
,
ロボット手術
Keyword:
肝門部領域胆管癌
,
腹腔鏡手術
,
ロボット手術
pp.1039-1041
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000224
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低侵襲手術導入の意義
1.腹腔鏡手術
消化器外科領域における低侵襲手術の進歩は目覚ましく,胃や大腸といった消化管手術の多くが現在鏡視下で行われている。低侵襲手術では,切開創を最小限にすることで術後疼痛が軽減され,臓器に直接触れないため癒着や消化管運動の早期回復が期待できる。また,気腹圧によって静脈性出血が抑えられることで最終的な出血量が減少し,拡大視効果でより微細な解剖構造を術者・助手ともに把握し共有することも可能である。
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