特集 小児外科疾患に関連する症候群
Peutz-Jeghers症候群
古田 繁行
1
Shigeyuki Furuta
1
1聖マリアンナ医科大学小児外科
pp.420-423
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000418
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Ⅰ.定 義
Peutz-Jeghers症候群(Peutz-Jeghers syndrome:PJS)は,1921年にPeutzにより1家系が報告され,1949年にJeghersらにより疾患概念が提唱された1)。食道を除く全消化管の過誤腫様ポリポーシスと口唇,口腔,指尖部などの皮膚,粘膜の色素斑を特徴とする。
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