特集 withコロナの小児医療の変化
感染症と小児外科救急疾患の関連性
瀬尾 尚吾
1,2
,
須田 一人
2
,
加藤 春輝
3
,
阿部 江莉
4
,
小坂 征太郎
2
,
藤原 憲太郎
2
,
越智 崇徳
2
,
古賀 寛之
2
,
浦尾 正彦
4
,
岡崎 任晴
3
,
山高 篤行
2
Shogo Seo
1,2
,
Kazuto Suda
2
,
Haruki Kato
3
,
Eri Abe
4
,
Seitaro Kosaka
2
,
Kentaro Fujiwara
2
,
Takanori Ochi
2
,
Hiroyuki Koga
2
,
Masahiko Urao
4
,
Tadaharu Okazaki
3
,
Atsuyuki Yamataka
2
1順天堂大学医学部附属静岡病院小児外科
2順天堂大学医学部小児外科講座
3順天堂大学医学部附属浦安病院小児外科
4順天堂大学医学部附属練馬病院小児外科
pp.598-600
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000154
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はじめに
2020年1月，中国湖北省武漢市における原因不明の肺炎が，新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）による肺炎であることが世界保健機関（WHO）に報告された1）。日本においては，2020年1月16日に武漢市から帰国した日本人が初めての新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染者として報告され，その後，感染は瞬く間に全国に拡大した。そして，2020年 4月 7日から緊急事態宣言が発令された2）。
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