特集 止まらない血液・固まりすぎる血液,さてどうする?
各論 出血性疾患 血小板の異常
先天性血小板機能異常症
山之内 純
1
Jun Yamanouchi
1
1愛媛大学医学部附属病院輸血・細胞治療部
pp.647-650
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002981
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はじめに
血小板は骨髄の巨核球から産生され,正常の末梢血液中には15万~40万/μL程度存在する。血小板は止血に必須であり,血管損傷部位に速やかに粘着,凝集し,止血へといたる。血小板の量的異常および質的異常(血小板機能異常症)があれば,どちらも止血に異常をきたし,出血症状を呈する。
本稿では,まず通常の止血機構における血小板の働きについて解説し,その後,先天性血小板機能異常症について述べていく。

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