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特集 出血傾向あるいは血栓傾向をきたす血小板減少症と血小板機能異常症
【出血傾向をきたす血小板減少症・機能異常症】
後天性血小板機能異常症
Acquired platelet dysfunction
山之内 純
1
Jun YAMANOUCHI
1
1愛媛大学医学部附属病院輸血・細胞治療部
キーワード:
後天性血小板機能異常症
,
アスピリン
,
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)
Keyword:
後天性血小板機能異常症
,
アスピリン
,
非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)
pp.644-646
発行日 2024年2月24日
Published Date 2024/2/24
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28808644
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後天性血小板機能異常症は血液疾患をはじめ,さまざまな基礎疾患,薬剤により血小板機能が障害され,出血症状を呈する.一般臨床で頻度が多い後天性血小板機能異常症は,血小板機能に影響を及ぼす薬剤によるものである.抗血小板薬は日常診療において脳梗塞や心筋梗塞,狭心症を予防するために服用されているが,出血性副作用について考えておく必要がある.また,非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)も血小板機能が障害される.
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