特集 小児科医が診る神経発達症:小児科臨床と発達支援のクロスオーバー
各論 神経発達症児を一般診療で診る
痛みを巡って―頭痛・慢性疼痛
汐田 まどか
1
Madoka Shiota
1
1鳥取県立総合療育センター小児科
pp.1550-1553
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002790
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はじめに
子どもが頭痛,腹痛,四肢痛などのくり返す痛み(慢性疼痛)を訴えることはよくある。一方で,神経発達症や発達が気になる子どもについて,2022年の文部科学省調査では,通常の学級に在籍し,学習や行動の困難があり特別な配慮が必要な児童・生徒の割合は小学生で10.4%,中学生で5.6%,高校生で2.2%であったことが報告されている。この出現頻度の高さから,一般小児科でも神経発達症の基本的な対応が求められるようになった。

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