特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅰ.母体・胎児編
(2)妊娠初期〔合併症妊娠〕
13.合併症妊娠管理:消化器疾患
尾本 暁子
1
Akiko Omoto
1
1千葉大学医学部附属病院産婦人科
キーワード:
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
クローン病
,
B型肝炎
,
C型肝炎
,
胆道閉鎖術後
,
肝硬変
,
食道静脈瘤
,
門脈圧亢進症
Keyword:
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
クローン病
,
B型肝炎
,
C型肝炎
,
胆道閉鎖術後
,
肝硬変
,
食道静脈瘤
,
門脈圧亢進症
pp.44-46
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002828
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はじめに
妊娠年齢の高年齢化や各疾患の治療法の向上に伴う疾患のコントロールの改善により,消化器疾患合併妊娠に遭遇することも多くなってきている。また,新たな治療法の出現により,管理法が変化しているものもある。主治医が妊娠中の管理についてのアップデートを認識していない場合もあり,合併症妊娠を管理する産科医もそれぞれの管理を把握しておく必要がある。妊娠期に問題となる可能性がある主な消化器疾患は,炎症性腸疾患,食道静脈瘤(主に門脈圧亢進症による),肝炎ウイルス感染などである。個々の疾患についての妊娠中の管理は,疾患の主治医との密な連携が必要である。

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