特集 これならわかる骨系統疾患とその周辺
総論
骨系統疾患に対するリハビリテーション
芳賀 信彦
1
HAGA Nobuhiko
1
1国立障害者リハビリテーションセンター
pp.1624-1627
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001953
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はじめに
骨系統疾患の症状は多様であり,運動器の症状のほか,感覚器や内臓の症状を合併することもある。運動器に関しては,一般に高齢で発症するような障害を若年期から示すという特徴がある1)。個々の症状に対する治療法は進歩してきたが,疾患自体の根治的な治療は困難なことが多く,生涯にわたるQOL向上のために小児期のリハビリテーションが果たす役割は大きい2)。
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