合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
胎児疾患編
胎児骨系統疾患
上妻 友隆
1
,
吉里 俊幸
1
,
牛嶋 公生
1
1久留米大学医学部産婦人科学講座
pp.164-176
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209908
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●骨系統疾患は希少疾患であるが,疾患の種類が豊富なため,臨床の現場で遭遇する頻度は決して低くない.
●長管骨を観察する際は,超音波をあらゆる角度から当て,詳細に観察する.それだけでなく,頭蓋骨や肩甲骨の状態,胎児血流や羊水量など幅広く情報を得る.
●胎児3D-CTを利用する場合は,放射線科医や放射線技師の協力のもと,低線量での撮影を心がける.
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