特集 How to Follow-up―ハイリスク児フォローアップの必修知識2023
思春期以降
成人期慢性疾患の予知からみた注意点
中野 有也
1
,
木村 太郎
1
,
及川 洸輔
1
,
村川 哲郎
1
,
城所 励太
1
NAKANO Yuya
1
,
KIMURA Taro
1
,
OIKAWA Kosuke
1
,
MURAKAWA Tetsuro
1
,
KIDOKORO Reita
1
1昭和大学医学部小児科学講座
pp.553-556
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000864
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はじめに
極低出生体重児のフォローアップを行う際に「成人期慢性疾患のリスクをどう考え,どのように評価すべきか」は非常に重要な関心事の一つである。特に思春期以降には,発達や就学の問題が一段落し,フォローアップの終了を考慮していくこともしばしばあると思われるが,成人期慢性疾患のハイリスク症例では,定期フォローを継続したほうがよい場合も少なくない。
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