増刊号 周産期診療のための病態生理
[新生児編]
発育
子宮外発育不全は適切に早産児の神経学的予後を予測しうるのか
城所 励太
1
,
中野 有也
1
KIDOKORO Reita
1
,
NAKANO Yuya
1
1昭和大学江東豊洲病院小児内科
キーワード:
子宮外発育不全
,
早産児
,
神経学的予後
,
極低出生体重児
Keyword:
子宮外発育不全
,
早産児
,
神経学的予後
,
極低出生体重児
pp.510-512
発行日 2023年12月28日
Published Date 2023/12/28
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001355
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極低出生体重児における子宮外発育不全(EUGR)と神経学的予後との関係
周産期医療の進歩,周産期体制の整備に伴って早産低出生体重児の生存率は大きく向上してきた。日本小児科学会新生児委員会の調査によれば,出生体重1,000g未満の超低出生体重児の死亡率は2005年の17%から2015年の9.8%まで大きく低下している1)。
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