特集 少産時代に対応する「働き方改革」と医療施設
高次分娩施設での対応
高次分娩施設の助産師の新たな役割
宮川 祐三子
1
MIYAGAWA Yumiko
1
1大阪府立病院機構大阪母子医療センター看護部
pp.232-235
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000789
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はじめに
2021年の出生数は,84万2,797人と過去最少であった。2020年と比較しても2万9,786人(3.4%)も減り,7年連続で過去最少を更新しているといわれているが,2022年の出生数は80万人を下回り,過去最少を更新すると予測されている(1~10月66万9,871人)。今後,大幅な出生数の回復は望めないという見通しである。出生数の減少は分娩数の減少であり,分娩取り扱い施設の閉鎖,集約が進んでいくと予測される。
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