特集 少産時代に対応する「働き方改革」と医療施設
高次分娩施設での対応
働き方改革後にMFICU(母体胎児集中治療室)が直面する現実と課題
鈴木 真
1,2
SUZUKI Makoto
1,2
1豊見城中央病院附属健康管理センター
2豊見城中央病院附属健康管理センター医療安全アドバイザー
pp.227-230
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000788
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はじめに
2018年7月に公示された「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(平成30年法律第71号)」が2019年4月より施行された。その趣旨は「労働者がそれぞれの事情に応じた多様な働き方を選択できる社会を実現する働き方改革を総合的に推進するため,長時間労働の是正,多様で柔軟な働き方の実現,雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等のための措置を講ずる」とされている。その時間外労働時間の上限は月45時間,年360時間を原則とし,臨時的な特別な事情がある場合でも年720時間,単月100時間未満(休日労働を含む),複数月平均80時間(休日労働を含む)を限度に設定された。
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