特集 Late preterm・Early termを展望する
各論
産科編 Late preterm・Early termの分娩様式はどのように決定するか?
高橋 宏典
1
TAKAHASHI Hironori
1
1自治医科大学産科婦人科
pp.538-541
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000122
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はじめに
late preterm,early termの分娩様式はfull term(妊娠39週0日)以降と大きく変える必要はないが,この時期にはまだ十分に頸管が熟化していないという難点がある。この時期の前期破水,妊娠高血圧腎症(preeclampsia:PE),胎児発育不全(fetal growth restriction:FGR)においては分娩様式がしばしば問題となるので,個別に示す。なお,双胎については触れず,単胎に限定して論じる。
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