巻頭言
私とGordon Research Conference
瀬川 博子
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部応用栄養学分野
pp.5-6
発行日 2023年7月25日
Published Date 2023/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000802
- 有料閲覧
- 文献概要
これまで,筆者はアミノ酸トランスポーターやリン酸トランスポーターの同定,機能解析に携わってきました。研究者番号をいただいた年を紀元0としますと,紀元前はアミノ酸トランスポーターの研究に携わり基礎を学んだ時代,紀元後,主にリン酸トランスポーター研究に入り,成長(?)段階の現在に至ります。2023年2月米国テキサス州のGalvestonで開かれたGordon Research Conference(GRC)の「Physiology, Biology and Pathology of Phosphate」の会に招待演者として出席しました。Phosphatesに関するGRCは,これまで「Dissolution and Crystallization of Calcium Phosphates」が1964年から1968年まで2年ごとに,その後「Calcium Phosphates」が1979年から1994年まで2年ごとに開催されておりましたが,それ以来25年ほど開かれていなかったそうです。筆者がGRCに参加するのは,2度目となります。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.