Japanese
English
特集 尿細管と腎線維化
【トピックス】
急性腎障害治療薬としてのAIMの展望
Prospects for AIM as a treatment for acute kidney injury
新井 郷子
1,2
,
宮崎 徹
2
ARAI Satoko
1,2
,
MIYAZAKI Toru
2
1東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 分子病態医科学部門
2一般社団法人AIM医学研究所
キーワード:
apoptosis inhibitor of macrophage(AIM)
,
急性腎障害
,
セルフ・パソジェン
,
組織修復
Keyword:
apoptosis inhibitor of macrophage(AIM)
,
急性腎障害
,
セルフ・パソジェン
,
組織修復
pp.912-916
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000559
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はじめに
Apoptosis inhibitor of macrophage(AIM)は血中に存在する蛋白質であるが,近年,壊死細胞塊(デブリ)や自己由来の炎症性物質に結合し,これらの貪食除去を促進することで,組織回復に寄与することが明らかにされている。分泌型蛋白質であるAIMは,その組換え蛋白質の投与が,組織損傷性疾患の治療法として応用できる可能性を有する。
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