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特集 囊胞腎
【多発性囊胞腎(ADPKDとARPKD)の治療】
血圧管理
Blood pressure management
甲斐 平康
1
KAI Hirayasu
1
1筑波大学医学医療系 腎臓内科学
キーワード:
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)
,
HALT-PKD試験
,
繊毛疾患
,
若年性高血圧
Keyword:
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAAS)
,
HALT-PKD試験
,
繊毛疾患
,
若年性高血圧
pp.537-541
発行日 2022年10月25日
Published Date 2022/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000328
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はじめに
常染色体顕性(優性)多発性囊胞腎(ADPKD)は加齢とともに腎囊胞が増大し,腎機能が低下する最も頻度の高い遺伝性腎疾患である。一方,ADPKDにおいては腎機能が低下するのみならず,そのほかにさまざまな合併症が存在することが知られている。高血圧は合併する頻度が高く,若年より高血圧を呈することも多く,放置することにより腎機能悪化をより早期に進行させてしまう危険性が存在する。
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