高血圧症 臨床の要点-JSH2014を踏まえたエキスパートからの提言
家庭血圧・ABPMによる高血圧管理
星出 聡
1
1自治医科大学 循環器内科
キーワード:
血圧
,
血圧測定
,
血圧モニター
,
高血圧
,
連続血圧モニタリング
,
診療ガイドライン
Keyword:
Blood Pressure
,
Blood Pressure Determination
,
Hypertension
,
Blood Pressure Monitors
,
Practice Guidelines as Topic
,
Blood Pressure Monitoring, Ambulatory
pp.373-377
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015034345
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
高血圧の管理は,外来血圧だけでなく家庭血圧測定をすべきである.外来血圧と家庭血圧に乖離を認める場合は,家庭血圧を優先させる.家庭血圧測定は,朝と就寝前の1日2回測定が基本である.家庭血圧測定は,1機会2回の平均を用いて,最低5日間は連続測定を行う.朝か就寝前のどちらか一方のみ測定するといった場合は,朝の測定のほうがよい.家庭血圧にても判断に迷う場合は,必要に応じて24時間自由行動下血圧計(ABPM)での測定を行う.
©Nankodo Co., Ltd., 2014