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特集 消化器内視鏡寸言集2025
Ⅴ.大腸・肛門
大腸内視鏡挿入困難使えるものはなんでも使う
Utilize anything to overcome a difficult colonoscopic intubation
小林 清典
1
Kiyonori Kobayashi
1
1松島病院大腸肛門病センター
pp.570-571
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002016
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解説
大腸内視鏡検査に従事する消化器内視鏡医にとって,確実で苦痛が少ない内視鏡挿入技術を習得することは,永遠ともいえる目標である。大腸内視鏡機器は進歩しており,長さや口径が異なる内視鏡機種が数多く市販されているし,硬度可変や受動彎曲など内視鏡の挿入を補助する機能も実用化されている。消化器内視鏡医は個々の症例に適した大腸内視鏡機種を選択することが可能になっている。しかしエキスパートといわれる経験豊富な大腸内視鏡医でも挿入困難例は存在する。大腸内視鏡検査に携わる内視鏡医は挿入困難例の特徴や対策を理解しておく必要がある。
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