Japanese
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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅵ.胆膵
[治療]
経乳頭的胆囊ドレナージのストラテジー
Strategy for endoscopic transpapillary gallbladder drainage
中原 一有
1
,
小林 慎二郎
2
,
立石 敬介
1
Kazunari NAKAHARA
1
,
Shinjiro KOBAYASHI
2
,
Keisuke TATEISHI
1
1聖マリアンナ医科大学消化器内科
2聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科
キーワード:
急性胆囊炎
,
内視鏡的経乳頭胆囊ドレナージ
Keyword:
急性胆囊炎
,
内視鏡的経乳頭胆囊ドレナージ
pp.365-370
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001715
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Tips
● 胆管造影で胆囊管が描出されない場合もあり,その際はガイドワイヤで胆囊管分岐を慎重に探る。
● 胆囊管のseekingは胆囊管穿孔に注意し,軟らかい親水性ガイドワイヤを用いる。
● 胆囊管でガイドワイヤがループを形成する場合には,コシの強いガイドワイヤに変更した後,ループのストレッチを行う。
● ステント挿入時には胆囊管でステント先端がスタックしやすいため,ガイドワイヤはコシのある硬いタイプを使用し,助手が引きのテンションをかけてステント先端に先進力を伝えることが重要である。
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