特集 胆道ドレナージのすべて―適応・方法
2．各論（8）経乳頭的胆囊ドレナージ
菅野 良秀
1
,
伊藤 啓
1
,
小堺 史郷
1
1仙台市医療センター仙台オープン病院消化管・肝胆膵内科
キーワード：
胆囊ドレナージ
,
胆囊ステント
,
急性胆囊炎
,
胆囊摘出術
,
悪性胆道狭窄
Keyword:
胆囊ドレナージ
,
胆囊ステント
,
急性胆囊炎
,
胆囊摘出術
,
悪性胆道狭窄
pp.1350-1359
発行日 2022年8月20日
Published Date 2022/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002362
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急性胆囊炎に対する経乳頭的胆囊ドレナージは，外科的胆囊摘出ハイリスク症例を中心に施行される．抗血栓療法中の胆囊炎の一次治療として行われるほか，待機的外科手術も難しい症例における永久ドレナージ法，胆管金属ステント留置時の予防的ドレナージ法としても用いられる．手技の難度が高いが長期成績は良好と報告されており，今後さらなる処置具の進歩や方法論の発展によって適応が確立していくと考えられる．
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