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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅵ.胆膵
[治療]
超音波内視鏡下膵囊胞ドレナージの基本と困難症例の克服法
EUS-guided pancreatic cyst drainage: Basics and techniques for difficult cases
岩井 知久
1
,
木田 光広
1
,
奥脇 興介
1
,
渡辺 真郁
1
,
草野 央
1
Tomohisa IWAI
1
,
Mitsuhiro KIDA
1
,
Kosuke OKUWAKI
1
,
Masafumi WATANABE
1
,
Chika KUSANO
1
1北里大学医学部消化器内科学
キーワード:
膵周囲液体貯留
,
膵仮性囊胞
,
超音波内視鏡下膵囊胞ドレナージ
Keyword:
膵周囲液体貯留
,
膵仮性囊胞
,
超音波内視鏡下膵囊胞ドレナージ
pp.371-374
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001716
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Tips
● 膵周囲液体貯留の成因をみきわめ,経乳頭および経消化管ドレナージを使い分ける。
● ある程度被膜が形成され,液状化が進んでいれば4週待たずともドレナージを考慮する。
● ドレナージ不良域を残さないステント配置をイメージしたうえで穿刺部位を決定する。
● 透視と内視鏡画面の両方でステント位置を把握し,ステント迷入を予防する。
● 感染性の膵周囲液体貯留に対しては,内外瘻が基本である。
● 穿刺部は6mm径のバルーンカテーテルで拡張し,効率よく内外瘻チューブを留置する。
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