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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅵ.胆膵
[挿入・観察]
EUS-TAの基本と応用,そして困難症例の克服法
EUS-guided tissue acquisition: Basic, intermediate and advanced techniques for difficult cases
八木 伸
1
,
肱岡 範
1
,
永塩 美邦
1
,
奥坂 拓志
1
,
斎藤 豊
2
Shin YAGI
1
,
Susumu HIJIOKA
1
,
Yoshikuni NAGASHIO
1
,
Takuji OKUSAKA
1
,
Yutaka SAITO
2
1国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科
2国立がん研究センター中央病院内視鏡科
キーワード:
EUS
,
EUS-TA(EUS-guided tissue acquisition)
Keyword:
EUS
,
EUS-TA(EUS-guided tissue acquisition)
pp.324-328
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001708
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Tips
● EUS-TA施行前には解剖の理解がまず重要であり,CT,MRIなどから画像診断を十分に行ったうえで臨むべきである。
● 呼吸性変動が大きい際には介助者に腹部圧迫をしてもらう。
● 病変が安定しない際にはアップアングルを強くかけて病変を抱え込むようにする。
● 穿刺ルートに血管が介在する場合は,可能であれば胃→十二指腸球部,胃→十二指腸下行部からの引き上げに変更するなど,穿刺経路を変更してみる。
● 穿刺ルートに血管が介在する場合は,まず血管を避けるように穿刺針を出し,先端が血管を越えたところで鉗子起上を用いて穿刺針を病変に向ける。
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