Japanese
English
連載 内視鏡ビッグデータとICTを活用する・第1回
内視鏡所見の音声入力システムの利活用
Voice dictation system for endoscopic findings during procedure
牧口 茉衣
1
,
水口 康彦
1
,
斎藤 豊
1
Mai Makiguchi
1
,
Yasuhiko Mizuguchi
1
,
Yutaka Saito
1
1国立がんセンター中央病院内視鏡科
キーワード:
内視鏡検査
,
音声入力
,
所見入力
Keyword:
内視鏡検査
,
音声入力
,
所見入力
pp.305-309
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001249
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はじめに
近年,音声入力の技術は進化し,医療の分野でも応用されており,内視鏡検査も例外ではない。内視鏡検査が増加するとともに,検査の質を保ちつつ,多くの業務をこなす必要がある。内視鏡検査後の所見入力は,時間を要するだけでなく,記憶に頼るため,入力ミスや入力漏れが起きやすい。そこで,内視鏡診療における業務の短縮や効率化を図るため,当院では企業と連携し,内視鏡所見の自動音声入力システムの導入を行っている。本稿では,当院での音声入力システムの実績や音声入力システムの多施設共同研究について紹介する。
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