Japanese
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第1土曜特集 AIホスピタルの社会実装
救急医療現場における音声入力システムの活用
Speech recognition system in emergency medicine
園生 智弘
1
,
水島 克幸
1
,
萩野谷 将人
1
Tomohiro SONOO
1
,
Katsuyuki MIZUSHIMA
1
,
Masato HAGINOYA
1
1TXP Medical株式会社
キーワード:
救急医療
,
音声入力
,
ハンズフリー
,
ドクターカー
Keyword:
救急医療
,
音声入力
,
ハンズフリー
,
ドクターカー
pp.895-900
発行日 2022年9月3日
Published Date 2022/9/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28210895
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1分1秒を争う救急現場に対してITシステムを導入するためには,システムを救急医療現場に最適化することが求められ,音声入力機能が最適化するためのひとつの手段となりうる.戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)でのAIホスピタルの取り組みにおいて,TXP Medical社は共同研究機関とともに,①小児・周産期救急領域におけるAI音声技術による医療記録の自動化,②救急処置室における処置記録,および眼科のカルテにおける音声自動入力,③救急外来における診療録テキストデータの自動構造化・音声技術の活用,をテーマに開発・実証を行っている.各共同研究機関での実証で得られたフィードバックを製品に反映し,今後は日本全国の急性期医療現場への展開・社会実装を進めていく.その際,音声認識システムだけではなく他の最先端技術も組み込み,各現場・場面に最適化されたシステムを作り上げることで,AIを適切に活用した医療現場の生産性向上が実現できるものと考える.
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