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特集 診療に役立つ内視鏡分類2024
[胆膵]
胆囊隆起性病変に対する超音波内視鏡の役割
Tumors and tumor-like lesions of the gallbladder(EUS findings and histology)
中岡 和徳
1
,
大野 栄三郎
1
,
田中 浩敬
1
,
葛谷 貞二
1
,
橋本 千樹
2
,
廣岡 芳樹
1
Kazunori Nakaoka
1
,
Eizaburo Ohno
1
,
Hiroyuki Tanaka
1
,
Teiji Kuzuya
1
,
Senju Hashimoto
2
,
Yoshiki Hirooka
1
1藤田医科大学消化器内科
2藤田医科大学ばんたね病院消化器内科
キーワード:
超音波内視鏡検査
,
造影超音波内視鏡
,
胆囊隆起性病変
Keyword:
超音波内視鏡検査
,
造影超音波内視鏡
,
胆囊隆起性病変
pp.114-119
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001205
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はじめに
経腹超音波検査(transabdominal ultrasound:TUS)は,低侵襲かつ簡便な検査であるため,胆囊病変の一次スクリーニング法として用いられている検査である。一方でEUSは,術者の技量に依存するものの,胆囊と十二指腸が近接していることや5~12MHzと高い超音波周波数で観察するため高解像度の画像が得られ1, 2),胆道系の精密検査に用いられている。
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