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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅵ. 特殊な形態を呈する病変
胃内異物
Foreign body
大野 亜希子
1
,
楠原 光謹
1
,
久松 理一
1
Akiko OHNO
1
,
Mitsunori KUSUHARA
1
,
Tadakazu HISAMATSU
1
1杏林大学医学部消化器内科
キーワード:
消化管異物
,
内視鏡的摘出術
,
上部消化管
Keyword:
消化管異物
,
内視鏡的摘出術
,
上部消化管
pp.326-327
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000473
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疾患の概要
消化管異物とは,消化管内に本来存在しないものが停滞する病態とされる。誤飲された物のほか,閉塞をきたす可能性のある大きな食物塊,体内で形成された結石,寄生虫なども消化管異物に含まれる。小児,高齢者,精神疾患,認知症患者などに多くみられ,ほとんどの患者は内視鏡的摘出が可能であり,外科手術が必要なものは1%以下とされる1)。
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