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特集 必携! 救急対応・手技マニュアル
咽頭喉頭異物—摘出のポイント
Pharyngeal foreign bodies: key points for removal
木村 有貴
1
,
渡邉 昭仁
1
Yuki Kimura
1
,
Akihito Watanabe
1
1恵佑会札幌病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
咽頭異物
,
魚骨異物
,
内視鏡的摘出術
,
義歯異物
,
彎曲喉頭鏡
Keyword:
咽頭異物
,
魚骨異物
,
内視鏡的摘出術
,
義歯異物
,
彎曲喉頭鏡
pp.1043-1049
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203844
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POINT
●咽頭異物で最も頻度が多い魚骨異物は口蓋扁桃,舌根に介在することが多い。
●経口的に摘出できることもあるが,内視鏡操作で摘出することが必要な症例が多く,内視鏡操作に慣れ親しむことが大切である。
●咽頭に嵌頓するような比較的大きめの魚骨異物では全身麻酔下の彎曲喉頭鏡による展開が有用であり,術式選択の1つに挙げられる。
●超高齢社会で義歯異物の増加が危惧される。鋭的金属が付いている異物では摘出操作に難渋することがあり,この際も彎曲喉頭鏡を用いて咽頭を広く展開することが有用である。
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