連載 消化管異物の診断と治療
食道異物の診断と治療
石山 晃世志
1
,
堀川 宜範
2
,
志波 慶樹
2
,
鉄地川原 香恵
2
,
濱田 晃市
2
,
西野 徳之
2
1がん研有明病院上部消化管内科
2総合南東北病院消化器内科
キーワード:
消化管異物
,
食道異物
,
内視鏡的摘出術
,
消化管壁損傷
Keyword:
消化管異物
,
食道異物
,
内視鏡的摘出術
,
消化管壁損傷
pp.106-110
発行日 2022年12月20日
Published Date 2022/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002491
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消化管異物は日常診療においてしばしば遭遇する病態である.消化管を通過して自然に排泄される異物であれば必ずしも治療(摘出術)を行う必要はないが,消化管内に停滞すると,その機械的あるいは化学的刺激によって消化管穿孔などの外科的治療を要する重篤な病態が惹起される可能性がある.その治療方針は異物の部位と種類によって異なる.食道異物の診断と治療につき概説する.
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