Japanese
English
特集 消化管EUSのすべて
[各論 上部消化管疾患のEUS診療]
《TOPICS》造影ハーモニックEUSによる上部消化管疾患の診断
Diagnosis of upper gastrointestinal diseases with contrast-enhanced harmonic EUS
田中 秀和
1
,
鎌田 研
1
,
竹中 完
1
,
松井 繁長
1
,
樫田 博史
1
Hidekazu TANAKA
1
,
Ken KAMATA
1
,
Mamoru TAKENAKA
1
,
Shigenaga MATSUI
1
,
Hiroshi KASHIDA
1
1近畿大学病院消化器内科
キーワード:
胃粘膜下腫瘍
,
造影ハーモニックEUS
,
人工知能
Keyword:
胃粘膜下腫瘍
,
造影ハーモニックEUS
,
人工知能
pp.1500-1503
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000318
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はじめに
造影USの領域においてソナゾイドⓇ(GEヘルスケアファーマ社)をはじめとする第二世代超音波造影剤が使用されており,低音圧にて共振し二次高調波成分を発生するという特徴をもつことからEUSにおいても造影ハーモニックイメージングが可能となった。造影ハーモニックEUS(CH-EUS)は,病変の血流をリアルタイムで評価することが可能であり,胆膵疾患の診断における有用性がこれまで多数報告されてきた。CH-EUSの主たる目的は病変の血流の多寡を評価することであり,膵充実性病変の血流パターンは膵疾患の診断に有用である。
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