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特集 肝画像の最先端
超音波造影剤の進歩と造影ハーモニックイメージング
Progress of Ultrasound Contrast Agent and Harmonic Imaging with Ultrasound Contrast Agents
森安 史典
1
Fuminori MORIYASU
1
1京都大学大学院医学研究科消化器病態学講座
1Department of Gastroenterology & Hepatology,Graduate School of Medicine, Kyoto University
キーワード:
超音波造影剤
,
造影ハーモニックイメージング
,
微小気泡
Keyword:
超音波造影剤
,
造影ハーモニックイメージング
,
微小気泡
pp.39-46
発行日 1999年1月15日
Published Date 1999/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900006
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造影超音波によって,超音波診断の新しいステージが始まろうとしている.消化器画像診断においては.超音波検査はCTやMRIと技術を競いながら進歩してきた.CTやMRIが,血流を造影する造影剤や,Kupffer細胞や肝細胞を選択的に造影する造影剤など造影によるイメージングが主体で進んできたのに対し,超音波検査は言わば単純超音波のみでCTやMRIと覇を競ってきた.今後は静脈投与可能な造影剤が多く出てきて,消化器画像診断のdecision treeが大きく変わってくる.本稿では,造影超音波の現状と将来について概説する.
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