Japanese
English
特集 内視鏡データリファレンスブック2022
【臓器別】
胆道・膵臓
良性胆道狭窄に対する内視鏡治療
Endoscopic treatment for benign biliary stricture
竹中 完
1
,
大本 俊介
1
,
三長 孝輔
1
,
鎌田 研
1
,
工藤 正俊
1
Mamoru TAKENAKA
1
,
Shunsuke OMOTO
1
,
Kosuke MINAGA
1
,
Ken KAMATA
1
,
Masatoshi KUDO
1
1近畿大学消化器内科
キーワード:
良性胆道狭窄
Keyword:
良性胆道狭窄
pp.813-818
発行日 2022年4月25日
Published Date 2022/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000178
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
悪性胆道狭窄に対する内視鏡治療は手術適応の有無で変わり,手術適応症例であれば手術までの待機期間中に胆道閉塞を解除し,胆管炎予防と減黄を図ることが目的となる。手術適応がない症例では,化学療法,緩和医療をできるかぎり胆管閉塞症状なく行うことが目的となる。一方,良性胆道狭窄では,悪性胆道狭窄と異なり病態によっては何十年もの長期予後を見据えた治療計画が求められる。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.