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特集 内視鏡的乳頭切除術まるわかり
[各論]
抗血栓薬内服症例,ペースメーカー(あるいは除細動器)留置症例へのEP前と術中の対応
Preoperative and intraoperative management for endoscopic papillectomy: Reports of cases using antithrombotic therapy, pacemaker, or implantable cardioverter defibrillator (ICD)
小澤 栄介
1
,
山尾 拓史
2
,
高橋 孝輔
1
,
石原 康平
3
,
中尾 一彦
1
Eisuke Ozawa
1
,
Takuji Yamao
2
,
Kosuke Takahashi
1
,
Kohei Ishihara
3
,
Kazuhiko Nakao
1
1長崎大学病院消化器内科
2佐世保市総合医療センター消化器内科
3長崎大学病院ME機器センター
キーワード:
内視鏡的乳頭切除術
,
抗血栓薬
,
ペースメーカー
Keyword:
内視鏡的乳頭切除術
,
抗血栓薬
,
ペースメーカー
pp.44-49
発行日 2022年1月25日
Published Date 2022/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000008
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はじめに
内視鏡的乳頭切除術(endoscopic papillectomy:EP)は十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡治療である。これまで症例数が限られており,胆道内視鏡に精通した施設で行われることが多い内視鏡治療であったが,上部消化管内視鏡によるスクリーニング検診が普及し,偶然発見される病変が増加していること,2021年に日本消化器内視鏡学会より「内視鏡的乳頭切除術(endoscopic papillectomy:EP)診療ガイドライン」1)(以下,EP診療ガイドライン)が作成されたことにより,今後広く普及し症例数が増加することが予想される。
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