特集 消化管内視鏡診断の基本手技
上部消化管 経鼻内視鏡の世代別内視鏡診断
河合 隆
1
,
山口 隼
,
河合 優佑
,
永田 尚義
,
杉本 光繁
,
柳澤 京介
,
山岸 哲也
,
福澤 誠克
,
糸井 隆夫
1東京医科大学 消化器内視鏡学分野
キーワード:
胃鏡法
,
胃腫瘍
,
胃粘膜
,
鼻腔
,
鼻出血
,
胃鏡
,
狭帯域光観察
Keyword:
Stomach Neoplasms
,
Nasal Cavity
,
Gastric Mucosa
,
Gastroscopy
,
Epistaxis
,
Gastroscopes
,
Narrow Band Imaging
pp.514-520
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2020250293
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胃内視鏡検診マニュアルに従って胃がん内視鏡検診が全国で行われている。受診者の苦痛および検査中の循環動態への影響も少ない経鼻内視鏡が推奨されている。これまで経鼻内視鏡は経口内視鏡に比べて画質が劣ることが問題となっていたが、内視鏡機器メーカーの改良により、経口内視鏡とほぼ同等の画質が得られるようになった。さらにNBIなどの画像強調内視鏡による診断も可能になった。使用する経鼻内視鏡の特徴を把握し、より質の高い内視鏡診断を行うことが重要である。
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