消化器領域における診断内視鏡-モダリティの進歩とその活用法 内視鏡機器の進歩と活用法
経鼻内視鏡
河合 隆
1
,
福澤 麻理
,
福澤 誠克
,
後藤田 卓志
,
森安 史典
1東京医科大学附属病院 内視鏡センター
キーワード:
Indigo Carmine
,
胃腫瘍
,
胃造瘻術
,
画像強調
,
食道運動障害
,
食道腫瘍
,
腸閉塞
,
内視鏡法
,
鼻腔
,
狭帯域光観察
,
イレウス管
,
苦痛
Keyword:
Endoscopy
,
Esophageal Neoplasms
,
Image Enhancement
,
Gastrostomy
,
Intestinal Obstruction
,
Indigo Carmine
,
Nasal Cavity
,
Stomach Neoplasms
,
Esophageal Motility Disorders
,
Narrow Band Imaging
pp.467-471
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013167593
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経鼻内視鏡は本邦において,スクリーニング検査として広く普及している.内視鏡診断に関して画質・操作性,処置具(生検鉗子),さらに施行医の技術等,多くの因子が関与する.経鼻内視鏡においてCCDカメラ,ライトガイド,鉗子孔等のモダリティは経口内視鏡に比べ劣る.しかし経鼻内視鏡診断も,工夫により経口内視鏡と同様に診断能が向上する.診断能向上の工夫として,画像強調観察,生検操作も重要な因子である.イレウスチューブ挿入,胃瘻造設,食道機能検査等に経鼻内視鏡が応用されている.
©Nankodo Co., Ltd., 2013