特集 川崎病の今
川崎病全国疫学調査データベースからみえる患者動向
牧野 伸子
1
,
中村 好一
1自治医科大学地域医療学センター 公衆衛生学部門
キーワード:
血統
,
再発
,
死亡率
,
心臓疾患
,
発生率
,
川崎病
,
ファクトデータベース
Keyword:
Mortality
,
Mucocutaneous Lymph Node Syndrome
,
Heart Diseases
,
Databases, Factual
,
Incidence
,
Pedigree
,
Recurrence
pp.10-16
発行日 2021年1月1日
Published Date 2021/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021135316
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<Key Points>(1)1970年の第1回川崎病全国調査が実施されて以降、今日まで合計25回の全国調査が実施され、2018年末までに395238人の患者のデータベースが作成されている。(2)第25回川崎病全国調査で、患者数は2017年15164人(男8635人、女6529人)、2018年17364人(男9964人、女7400人)、罹患率(0~4歳の人口10万対)は2017年313.6(男348.9、女276.5)、2018年359.1(男402.6、女313.4)であった。(3)第26回川崎病全国調査では、「診断の手引き(第6版)」を用いて得られたデータを解析していく予定である。
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