座談会
多発性骨髄腫患者さんのOS延長を目指して~1stline移植非適応、再発難治における治療戦略~
石田禎夫
1
,
Philippe Moreau
2
,
古川雄祐
3
,
半田寛
4
,
尾崎修治
5
1札幌医科大学医学部消化器・免疫・リウマチ内科学講座 准教授
2Université de Nantes, Institut des Matériaux Jean Rouxel, Enseignant-chercheur
3自治医科大学分子病態治療研究センター幹細胞制御研究部 教授
4群馬大学医学部附属病院血液内科 講師
5徳島県立中央病院血液内科 部長
pp.1117-1122
発行日 2013年7月30日
Published Date 2013/7/30
DOI https://doi.org/10.20837/52013081117
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多発性骨髄腫の治療においては、ボルテゾミブなどの新規治療薬によって、移植非適応患者などの高齢者においても良好な奏効とこれに伴う全生存期間の延長が期待できるようになってきた。そこで本座談会では、ナント大学のMoreau先生および国内の専門医の先生方をお迎えし、多発性骨髄腫の1stline移植非適応および再発・難治に対するボルテゾミブを用いた治療戦略についてご討議いただいた。