多発性骨髄腫診療の新時代を迎えて-診断と治療に吹き込む「新しい風」 多発性骨髄腫の診断
再発難治性多発性骨髄腫に対する治療戦略
畑 裕之
1
1熊本大学医学部附属病院 血液内科
キーワード:
Melphalan
,
Prednisolone
,
Thalidomide
,
骨髄腫-多発性
,
腫瘍再発
,
投薬計画
,
寛解導入
,
治療成績
,
Bortezomib
,
Lenalidomide
Keyword:
Bortezomib
,
Drug Administration Schedule
,
Melphalan
,
Multiple Myeloma
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Prednisolone
,
Thalidomide
,
Remission Induction
,
Treatment Outcome
,
Lenalidomide
pp.252-255
発行日 2011年8月1日
Published Date 2011/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011312137
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・多発性骨髄腫は化学療法が奏効しても再燃し、治癒が困難である。・新薬が多く開発されつつあり、日本でも再発難治例に対して、thalidomide、lenalidomide、bortezomibが保険承認されている。・しかし、どの薬剤をどのタイミングで使用するかについては、悩むことが少なくない。・具体的には、薬剤の有害事象、臓器障害、通院状況、価格などを鑑みて薬剤を選択する。
©Nankodo Co., Ltd., 2011