座談会
1stline移植非適応患者の治療においてBortezomib(VMP療法)をどう使い切るか
谷脇雅史
1
,
Hartmut Goldschmidt
2
,
魚嶋伸彦
3
,
太田健介
4
,
黒田純也
5
1京都府立医科大学大学院医学研究科先端医療・ゲノム医科学分野血液・腫瘍内科学部門 教授
2Nationales Centrum fur Tumorerkrankungen Heidelberg, Universitat Heidelberg
3松下記念病院血液科 部長
4大阪府済生会中津病院血液内科 部長
5京都府立医科大学大学院医学研究科先端医療・ゲノム医科学分野血液・腫瘍内科学部門 講師
pp.953-958
発行日 2013年6月30日
Published Date 2013/6/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201307953
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近年の多発性骨髄腫治療における生存率の改善は若年層で著しい一方、移植非適応患者を中心とする高齢者層では不十分な状況にある。そこで本座談会では、ハイデルベルグ大学のGoldschmidt先生および国内の専門医の先生方をお迎えし、移植非適応患者の生存期間延長に必要な奏効の深さ、VMP療法9サイクルの完遂、ボルテゾミブの皮下投与等による末梢神経障害の軽減、適切な用量調節などについて検討いただいた。