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特集 感染症における新薬開発のジレンマと展望 -日本が先駆者となるために-
7.感染症治療薬開発に向けた創薬支援-日本医療研究開発機構・創薬支援戦略部・創薬コーディネーターの立場から-
Drug discovery support toward the development of the therapeutic agent for infectious diseases-From the point of view of a science coordinator, Department of Innovative Drug Discovery and Development(iD3), Japan Agency for Medical Research and Development(AMED)-
藤江昭彦
1
Fujie Akihiko
1
1国立研究開発法人日本医療研究開発機構創薬支援戦略部東日本統括部 創薬コーディネーター
キーワード:
Drug discovery
,
AMED
,
iD3
,
Infectious disease
,
Antibiotic
Keyword:
Drug discovery
,
AMED
,
iD3
,
Infectious disease
,
Antibiotic
pp.73-80
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201601073
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創薬支援ネットワークの本部機能を担う日本医療研究開発機構(AMED)創薬支援戦略部(iD3)は,アカデミア発創薬シーズの知財戦略および,研究戦略の策定,技術支援,企業導出活動を通じて実用化に向けた支援を行っており,現在,感染症領域において6つの創薬シーズを支援している。わが国の抗菌薬の創薬研究を取り巻く環境には多くの課題があり,解決に向けて産学官の委員で構成される創薬促進検討委員会が活動を開始している。この産学官連携による実行可能な計画の策定にはiD3もオブザーバー委員として参加している。今後,この産学官の連携活動から生み出される創薬シーズから,新規の抗菌薬が創出されることが期待される。