連載 薬剤疫学 ~医療ビッグデータの利活用~
改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠した実務実習に向けて
阿刀田英子
1
,
伊東明彦
4
,
木津純子
5
,
須田晃治
2
,
平田收正
6
,
望月正隆
3
1一般社団法人 薬学教育協議会 事務局長
2一般社団法人 薬学教育協議会 業務執行理事
3一般社団法人 薬学教育協議会 代表理事
4明治薬科大学治療評価学・教授
5慶應義塾大学薬学部実務薬学講座・教授
6大阪大学大学院薬学研究科応用環境生物学分野・教授
pp.1911-1918
発行日 2016年8月1日
Published Date 2016/8/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201608119
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平成31年(2019年)度から始まる改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに基づく薬学実務実習では,成果基盤型教育の考え方を取り入れ,10項目の基本的資質を身に付けた薬剤師を養成しようとしている。そのために,8つの代表的疾患について幅広く学び,体験的実習を充実させ,4期制の実習にして薬局実習と病院実習を連続して履修できるようにし,大学と実習施設との連携をより緊密にする計画を立てている。この計画を実行するために解決が必要な問題点(4期制での実習先割り振りが可能かどうか,成果基盤型教育の周知,大学と実習施設の連携に有用なWEBシステム)について,薬学教育協議会の取り組みを紹介する。