連載 患者のQOL向上と薬剤師の関わりPART II .服薬指導と病棟活動(99)
高知大学医学部附属病院における病棟薬剤業務支援システムの運用
橋田和佳
1
,
岡﨑雅史
1
,
長崎志津
1
,
岡﨑萌水
1
,
小松仁美
1
,
西 雅恵
1
,
尾木恭子
1
,
森田靖代
1
,
横田淳子
2
,
宮村充彦
3
1高知大学医学部附属病院薬剤部
2高知大学医学部附属病院薬剤部 臨床准教授/副薬剤部長
3高知大学医学部附属病院薬剤部 教授/薬剤部長
pp.2650-2655
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201511162
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2012年度の診療報酬改定により,病棟薬剤業務実施加算が新設され,薬剤師には全病棟において薬物療法の質的向上および他の医療従事者の負担軽減に資する業務の実施が求められている。 高知大学医学部附属病院薬剤部では,病棟薬剤業務推進のため,薬剤師による処方薬の代理修正,患者情報や相互作用等の医薬品情報を記載した情報シートを,処方せんと注射せんへ付加して出力するという2つの支援システムの機能構築を行った。今回,これらの機能について報告する。