特集 看護の臨床研修と病院
【事例】病院における看護の臨床研修の実際
京都大学医学部附属病院
平田 明美
1
Akemi Hirata
1
1京都大学医学部附属病院看護部
pp.303-306
発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100798
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■看護研修における基本的な考え方
「研修は手段である」,「研修対象は成人である」,「研修目的を明確にする」,「評価・フィードバックを必ず行う」という考え方を基本にしている.
研修を行う際の最も基本的な考え方は,「研修のための研修はしない」というものである.研修は,看護実践の質を向上させるための手段である.研修で学んだことを「研修の個人的な知識」としてとどめず,できるだけ実践に活かし「研修生が所属する部署全体の知」となるよう考えている.
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