大腸Interval cancerをめぐる最近の知見
大腸Interval cancerの症例報告 下行結腸ESD後経過中に発見された横行結腸発生のT2癌の1例
吉田 直久
1
,
内藤 裕二
,
村上 貴彬
,
小木曽 聖
,
廣瀬 亮平
,
中西 正芳
,
岸本 光夫
,
小西 英一
,
伊藤 義人
1京都府立医科大学附属病院 消化器内科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
結腸腫瘍
,
結腸切除
,
腺癌
,
腺腫
,
腹腔鏡法
,
横行結腸
,
下行結腸
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
狭帯域光観察
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Adenoma
,
Adenocarcinoma
,
Colectomy
,
Colonic Neoplasms
,
Colonoscopy
,
Laparoscopy
,
Colon, Descending
,
Colon, Transverse
,
Narrow Band Imaging
pp.47-51
発行日 2017年1月20日
Published Date 2017/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2017115880
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大腸腫瘍の内視鏡切除後は局所の再発および異時性多発病変の発見のため定期的な内視鏡検査による経過観察が行われている.本邦では明確に治療後の検査間隔が決められているわけではないが定期的検査にもかかわらず発見されるinterval cancerもまれではあるが経験される.本稿では大腸ESD後のinterval cancer症例で横行結腸の水没側に発生した長径15mmのIIa+IIcであり病理学的には浸潤先進部で低分化傾向を示した症例を報告する.
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