大腸Interval cancerをめぐる最近の知見
大腸Interval cancerの症例報告 大腸癌術後1年目に発見されたInterval cancerの1例
岩館 峰雄
1
,
砂川 弘憲
,
内海 貴裕
,
服部 三太
,
佐野 亙
,
蓮池 典明
,
生本 太郎
,
小高 雅人
,
佐野 寧
1佐野病院 消化器センター
キーワード:
Indigo Carmine
,
大腸内視鏡法
,
結腸腫瘍
,
結腸切除
,
腺癌
,
腹腔鏡法
,
盲腸腫瘍
,
横行結腸
,
色素内視鏡法
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Cecal Neoplasms
,
Colectomy
,
Colonic Neoplasms
,
Colonoscopy
,
Indigo Carmine
,
Laparoscopy
,
Colon, Transverse
pp.67-70
発行日 2017年1月20日
Published Date 2017/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2017115884
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80歳代,男性.初回大腸内視鏡検査で盲腸に2型の進行癌を認め,ほかに病変を認めず外科にて右半結腸切除術が施行された.術後6ヵ月後に血便精査の大腸内視鏡で吻合部のすぐ肛門側にIIa+IIc型のSM深部浸潤を疑う早期大腸癌を認め再度外科にて横行結腸切除術が施行され,病理では深達度MPの進行癌であった.大腸癌は多発することがまれではないため,進行癌を見つけても,ほかにも病変があるか慎重に検査することが肝要である.
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